街の頼れる電気屋さん「サンエース」

  • 2021年7月16日
  • 2021年7月26日
  • 特集
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旭通りを通る人はこの看板を見たことがある人も多いハズ。
これ、実は会長の似顔絵を看板にしたもの。
季節ごとに取り替えるようにしてるんです。

町の名物電気屋さん。
サンエースの会長にお話を伺いました。

店舗よりも工事がメインになってきているかな。

初めに、創業を伺っています。

1972年だね。昭和47年の5月。
国立に店舗をだしたのはもう少しあとの話。

店舗ではパナソニック製品をメインに置いてるんだけど、基本的には公団住宅だったり学校だったりのエアコンの取り付けとかそういった事が中心。

電気工事などでしょうか。

というよりは、設置が重になってきますね。店の中見てもらった解ると思うけど(笑)
ネット販売や店舗も含めると5つくらいの事業を行っています。
店舗販売としての売上は0.01%くらい(笑)コロナってこともありますけどね。

店の奥には電球や電池など、後は工事用の資材が並ぶ。

ご家族でやられているんでしょうか?

社長は息子だけど、さっきも言ったとおり事業が多いので社員は7〜8人くらいいます
暑くなってくるとエアコンの工事が大変になってくるね。学校だったり。23区の学校なんかもよく行きますね。

元々はクーラーを輸入して売っていた。

出身はどちらなんですか?

長野の松本出身です。
元々は会計事務所で働いてたんだけど、知り合いの紹介で東京の電気屋さんの会計の仕事を紹介してもらった。
電気屋さんで会計の仕事をしてたんだけど、そのまま入社して電気屋さんになっちゃった(笑)

入社してからはGEエアコンってのを輸入して沢山売った。
表彰されたりもしたから香港行ったりラスベガス行ったり色んな所を回ったよ。

※GEエアコン=アメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)社製のエアコン。

じゃあ英語は得意なんですね?

イエス!

台湾での表彰式での写真。おそらく昭和43年頃の写真だそう。

当時はクーラーがとにかくよく売れた。

一同(笑)都内で独立したんですか?

一番初めは西神田で独立しました。
国分寺に住んでたから、このあたりはよく来たんだよね。

独立したての最初の頃は輸入の調理家電なんかを扱っていました。

独立してからもエアコンがすごく売れてね。朝から晩まで。
とにかく電話が鳴り止まない状態でしたね。当然今みたいにメールなんかもないしね。

まだエアコンが室外機と一緒になっている頃。
窓に直接つけてたんだよね。今の若い人なんか形と大きさ見たらびっくりしちゃうんじゃないかな(笑)

ー値段はいくらくらいだったんでしょうか?

20万くらいしたと思うんだけど、ちょっとカタログ持ってきてあげるよ。

昭和42年の大卒初任給が¥26,200
令和元年の大卒初任給が¥209,014

約8倍になるので、20万円のエアコンだったら現代の価格に置き換えると約160万円!
※あくまで参考価格となります

今考えるとすごい価格ですね…!(カタログを見ながら)

それでも沢山売れてたんだよね。すごい時代だったよ。

サンエース

住所 国立市東1−18−8
電話番号 042-577-2581
定休日 年末年始・ゴールデンウィーク・お盆
営業時間 10:00~19:00
ホームページアドレス http://www.sunace-a.co.jp
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